私の身の回りでは以前に比べて野球観戦をする人が増えた気がします。野球観戦をする人の多くは日本のプロ野球(NPB)や、たまに高校野球の観戦をするような人が大半だと思います。
プロ野球観戦の場合は、贔屓のチームや選手を応援するなど事前に試合観戦にいくモチベーションがあり一緒に試合観戦にいく仲間を探しやすいこともありハードルは低いです。
したがって、一般的にはどうしても『野球観戦=プロ野球観戦』にはなりがちです。
もちろんプロ野球観戦も良いのですが、私としては

野球観戦はプロ野球だけではなあぁーーーい!!
と言うことをみなさんにお伝えしたいと思います。
本記事では野球をもっと楽しむための選択肢として、社会人野球観戦について触れてみたいと思います。
社会人野球とは何か
社会人野球は、日本の企業やクラブチームに所属する社会人がプレーするアマチュア野球のことを指します。
プロ野球とは異なり社会人野球の選手たちは、企業の社員やクラブチームのメンバーとして働きながら選手としてプレーしています。
有名な大会としては都市対抗野球大会、社会人野球日本選手権などがあり、これらの大会は多くの社会人野球ファンが集まる熱いイベントです。
まずは都市対抗野球大会がオススメ



関東圏に住んでいる人なら、まずは都市対抗野球観戦がおすすめです!
都市対抗野球は社会人野球の3大大会の1つであり、毎年8月後半から12日間、東京ドームで行われます。
参加チームは各地域の予選を勝ち抜いた企業・自治体のチームで、32チームが本戦に出場できます。
例としては
- 企業チーム(JR東日本、日本製鉄など)
- 地域代表チーム(クラブチーム)
- 自治体チーム(大阪市、横浜市など)
のようなイメージです。
社会人野球の特徴としては
- 応援団や企業の社員による熱い応援
- 各チームの応援歌や応援グッズ
- 企業の威信をかけた戦い
があって参加する選手にはさまざまな背景があり、中には
- 元プロ野球選手
- 元大学野球選手
- プロ志望の若手選手
のような選手もいます。
贔屓のチームや選手がいなくても大丈夫!
社会人野球観戦をする際におそらく気になる点として、出場チームや選手が知らない人ばかりなので楽しめるか不安だ、と言う方もいらっしゃるのではないでしょうか。



しかし、知っている選手がいなくても、野球が好きであればまったく問題ないですし楽しめますよー!
基本的には企業、地域、自治体の代表が出場する大会のため、自身の出身地など何らかの所縁のあるチームを応援するのが良いかなと思います。
初めての人はチーム応援席がオススメ!
チーム応援席とは各チームの企業や地域の関係者、社員、OBOG、地元住民が一体となって応援するエリアです。
特に企業チームの場合は社員総出の応援団が特徴的で、都市対抗野球の名物ともなっています。
各チームとも応援が特徴的で、応援席の雰囲気だけを楽しむために毎年都市対抗野球の観戦に行く人もいるほどです。



ちなみに私個人としては、外野席での観戦もおすすめです。
外野席はプロ野球などと比べるとかなり空いていて、お酒を飲んだりつまみを食べながらゆっくりと観戦できる点がクセになりますね。
私がなぜ社会人野球観戦をするのか



僕が初めて社会人野球を観戦したのは6年前くらいでした。
元々は東京六大学野球観戦が好きで、よく1人で神宮球場に行って観戦してました。
当時から社会人野球や都市対抗野球の存在は知っていたものの、あまり詳しいことはわからなかったので特に観戦に行ったりすることはありませんでした。
ある日たまたま東京ドーム付近に用事があった時に都市対抗野球大会が開催されていたため、気になって外野席のチケットを購入して観戦することにしました(当時は応援席チケットの存在すら知りませんでした)。
野球観戦とは言ってもプロ野球とは違う独特の雰囲気で、内野の応援席では企業の応援団が賑やかに応援をしており、それも都市対抗野球の特徴のひとつです。
あと何といっても社会人野球の頂点みたいな印象ももちろんありますが、とにかくプレーのレベルが高いです。
私は高校まで野球をやっていてレギュラーにすらなれなかったレベルなのですが、大学やさらにその後に実業団で野球をすることのハードルの高さは何となく感じてました。
そして、そのような人たちのプレーを見て『ああ、やっぱり社会人野球はすごいな』と感じました。
大学野球のような総当たりのリーグ戦ではなく、トーナメントで1発本番勝負と言うところもやはり緊張感があって良いです。
友人・知人と一緒でも良し、一人でも良し
都市対抗野球などの社会人野球観戦をする際の悩みの一つとして、人を誘いづらいというものがあります。
プロ野球なら何となく誘えるところが、社会人野球ともなるとよほど興味がないと、誘っても何となく断られてしまうかもしれません。



そのような時は1人で球場に突撃しましょう!
球場には1人で観戦している人は結構多いです。
少しでも興味があればぜひ、今年の夏は都市対抗野球観戦デビューしてみましょう!!