1958年創部の東芝野球部は、全国でも屈指の強豪チームとして知られており、これまでに都市対抗野球大会7回、日本選手権2回の優勝を誇り、数多くのプロ野球選手を輩出してきました。
2025年シーズンは「打破」をスローガンに掲げ、1988年以来遠ざかっている2冠達成と、2010年以降途絶えている都市対抗優勝を目指しています。
今回はそんな東芝が誇る注目選手3名をポジション別にピックアップし、その魅力に迫りますので一緒にチェックしていきましょう。

社会人野球ファンの皆さん、今年の都市対抗は見逃せませんよ!
都市対抗野球大会 西関東地区第二代表となった東芝野球部を紹介したページはこちらです。





地名や人名などの読み間違いが若干ございますが、大きな心でご視聴いただけますと幸いです。
注目選手1:【投手】西村 王雅 (にしむら おうが)
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“若き左腕エース” – 甲子園経験を糧に成長を続ける期待の星


プロフィール
- 背番号:11
- ポジション:投手
- 身長・体重:171cm 75kg
- 投打:左投左打
- 出身高校・大学:智辯学園高校
おすすめポイント
全国大会での圧倒的安定感と経験値
2023年の都市対抗野球大会では1回戦から2回戦までリリーフで出場し、被安打なしの成績を収めるなど勝利に大いに貢献しました。
また、2023年のJABA北海道大会では先発で6回を投げきり、被安打3、奪三振8、自責点0という完璧なピッチングでチームを勝利に導きました。
甲子園出場の経験もあり、プレッシャーのかかる大舞台でも力を発揮できる精神力の強さが魅力です。
先発・リリーフ両方でチームに貢献できる貴重な存在として、2025年の都市対抗でも大いに期待されています。
急成長を続ける投手力と国際経験
2024年にはJABA四国大会で7回を被安打4、自責点0という素晴らしい成績を持って勝利を収めるなど、着実に成長を遂げています。
また、WBSC U-23ベースボールワールドカップ日本代表2024年に選出されたことからも分かるように、国際レベルでも認められる実力を持っています。
社会人3年目を迎え技術面・精神面ともにさらなる向上を見せており、エースとしての期待がかかるでしょう。
多彩な起用法で戦術の幅を広げる万能性
西村王雅選手は社会人3年生の段階から先発ピッチャーとして多くの試合に出場しており、特にスタメン出場が目立ちます。
一方で、重要な場面でのリリーフ登板でも結果を残しており、監督にとって非常に使い勝手の良い投手です。
先発として試合を作ることもできれば接戦の終盤に登板して試合を締めることもできる二刀流的な活躍により、チームの戦術に幅を持たせています。
この柔軟性こそが、都市対抗野球という短期決戦で大きな武器となるでしょう。
注目選手2:【捕手】萩原 義輝 (はぎわら よしあき)
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“強肩強打の司令塔” – チームを支える頼れるキャッチャー


プロフィール
- 背番号:9
- ポジション:捕手
- 身長・体重:180cm 85kg
- 投打:右投左打
- 出身高校・大学:流通経済大学
おすすめポイント
2025年度の驚異的な打撃成績とバランス感覚
試合数18、打率.345、打数55、安打19、長打4、本塁打0、打点10、得点7、三振7、四球5、死球2、犠打6、犠飛0、盗塁2、盗塁死0、失策0、出塁率.419、長打率.418という素晴らしい成績を残しています。
打率3割4分5厘という高い数字に加えて出塁率も4割を超えており、攻撃の起点となる能力の高さを示しています。
また、失策0という完璧な守備成績も注目に値し、攻守にわたってチームに貢献している証拠です。
強肩と確実な守備力でピッチャーを支える技術力
スカウトの評価では力強いバッティングや対応力の高さや守備のスローイングの安定、フットワークやキャッチングの整ったプレイと多方面で高く評価されています。
また、捕手としての基本技術が非常に高く投手陣が安心してマウンドに立てる環境を作り出しており、盗塁阻止率の高さや配球での試合の組み立て能力も評価され、まさに”野球の司令塔”としての役割を果たしています。
投手陣が安定したピッチングを見せる背景には、萩原選手の存在が大きく影響しているのは間違いありません。
甲子園出場経験と社会人での着実な成長
高校時代には東海大相模で甲子園出場を経験して大舞台での経験値も豊富で、萩原義輝は社会人野球の経験を積む中でキャッチャーとして多くの試合に出場し、主に8番や6番の打順でスタメン出場しています。
大学時代から着実にレベルアップを続け、現在では東芝の正捕手として確固たる地位を築いています。
豊富な実戦経験に裏打ちされた判断力と勝負どころでの集中力は、都市対抗野球という一発勝負の舞台で必ず力を発揮するでしょう。
注目選手3:【外野手】金井 慎之介 (かない しんのすけ)
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“二刀流のスピードスター” – 投打両方で魅せる多才な選手


プロフィール
- 背番号:7
- ポジション:外野手
- 身長・体重:183cm 83kg
- 投打:左投左打
- 出身高校・大学:横浜高校
おすすめポイント
投手としてのリリーフ能力と貴重な左腕
2024年のJABA関東選抜リーグ戦ではリリーフとして途中出場して被安打0、奪三振1という好投も見せ、外野手でありながら投手としても登板できる貴重な二刀流選手です。
特に左投手として相手の左打者に対してワンポイントリリーフとしての起用も可能で戦術の幅を大きく広げており、横浜高校時代には甲子園でも投手として活躍した経験があってその実力は折り紙付きです。
短期決戦の都市対抗野球では、このような多彩な起用ができる選手の存在が勝敗を分ける重要な要素となります。
外野守備での安定感と野手としてのセンス
金井慎之介選手は社会人3年目の選手であり、主に打順の6番や8番、さらにはライトやセンターなどの外野守備を任されています。
外野の複数ポジションを守れる守備力の高さと全国大会の社会人野球日本選手権では、2回戦のヤマハ戦で打数4に対し2安打を記録し、勝利に貢献するという勝負強さも兼ね備えています。
また、代打や代走としても起用されることが多く、様々な場面でチームに貢献できる便利屋的存在として今後も重宝されるでしょう。
国際大会経験と将来性への期待
金井慎之介はWBSC U-15ワールドカップ日本代表2018年に選出され、若い頃から国際舞台を経験しており高いポテンシャルを持つ選手として評価されています。
また、高校時代から投打両方で活躍し現在も成長を続けている23歳の若手選手で、2025年シーズンより背番号が34から7に変更となりチーム内での期待の高さがうかがえます。
都市対抗野球という大舞台で、さらなる飛躍を見せることが期待される注目株の一人です。
まとめ
東芝野球部は1988年以来2冠達成は遠のいており、都市対抗野球大会の優勝も2010年以降達成できていません。
この現状を打破して新たな歴史を刻むために、チームは新たなスローガン「打破」を掲げました。
若き左腕エース・西村王雅、頼れる司令塔・萩原義輝、そして多才なスピードスター・金井慎之介など、今回紹介した選手はそれぞれ異なる魅力を持ちながら、チーム一丸となって悲願の都市対抗優勝を目指しています。
第96回都市対抗野球大会は8月28日(木)から東京ドームで開催されます!
西関東地区第二代表・東芝野球部の活躍にご期待ください!
第96回都市対抗野球の出場チームの特集ページはこちら





選手の詳細プロフィール(身長・体重・投打等)については、東芝野球部公式サイトでの最新情報をご確認ください。
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